人工芝「Eternal Turf」業者様インタビュー

人工芝業者様インタビュー「株式会社ローディーリフォーム様」

みなさんこんにちは！人工芝ドットコムの高尾です！
今回は、人工芝ドットコムの「エターナルターフ」を何度もご施工いただいている
株式会社ローディーリフォーム田島実様にインタビューしました。

実際にたくさん施工した経験から、エターナルターフの感想や、施工した後のお客様からの反応、
また、発注・施工時に注意する事など専門家からのアドバイスを詳しくお聞きしました。

今までの人工芝と全然違う？！エターナルターフと出会ったきっかけ

―　こんにちは、まず最初の質問です。人工芝を施工しようと思ったきっかけは？

元々は外壁塗装がメインのリフォーム業を営んでいました。
ただ、塗装工事だけでは市場が減少している今厳しくなってきたので、内装や色々なリフォームなども増やしていたところでした。

人工芝については、
嫁さんの実家で「人工芝って敷けないの？」って言われたのがきっかけでした。
人工芝ならいけるんじゃないと施工したのが始まりです。

でも、やったら意外と難しかったです。
整地とか、、これをもうちょっと突き詰めたいとやりだしました。

ローディー様のインタビュー画像 — 自身でも施工される職人の田島様。直近では人工芝に特化して施工もしておられます。

―　なるほど、そういう経緯があったのですね。その中でも、数ある人工芝の中でエターナルターフを使おうと思った理由はなんでしょうか？

最初はインターネット、、確か大手通販サイトのメーカーもよくわからない、安い金額のものを買って使っていました。
ホームセンターのよりは良いとは思ったけど、人工芝って結局こんなもんかと感じました。
「これは綺麗なのか？」と疑問に思っていました。

あるとき、お客様から密度が高くてリアルなものがあると聞いて、調べてみたのがエターナルターフとの出会いでした。

早速サンプルを請求してみてみると、「確かに全然ちがう！」と驚きました。
金額もあるのでお客様と相談する必要もありますが、
今となっては良いものを知ってしまうと、密度が低いものはこっちが提案できなくなりました。

貼り終わった後の見た目はもちろんですが、貼りやすさも違い、　継ぎ目が目立ちにくい、フワフワ感もある、つまり、完成度が違うんです。

細かい加工の話ですが、密度が低いとどんなに綺麗にカットしても、カットした部分の芝がなくなるのでちょっと芝がない部分が生まれ、黒い素地が見えてしまう。
エターナルターフならその心配が全くないので、加工のしがいがあります。

―　安価な人工芝はおすすめしないですか？

はい、安い人工芝はすぐ寝ちゃったり色あせがでてきたり、ぺちゃんこになってしまう。
大体１～2年ぐらいですかね。カチカチになってしまいます。

今は低密度の安い人工芝はやめた方がいい、値段に質は比例するとお客様に説明しています。
これは長年人工芝の施工をやってて気づいたことです。
インターネットで見る安い人工芝は写真が綺麗でも、実際施工するとあんな綺麗になりません。
大体ペラペラとした人工芝になりました。

エターナルターフは、施工のしやすさも他の人工芝よりあるので、業者様はもちろんDIYのお客様にもおすすめできます。
髙尾社長に要望した、人工芝の耳を半分にしてもらったのが大きいです。
長さがそろっているので非常につなぎやすいです。

ローディーリフォーム様にアドバイスをいただき、生産工場と打ち合わせをして施工性を改善しました。つなげるだけ簡単ジョイントを実現！

他の人工芝は結構ちぐはぐなので毎回加工が必要になります。
ひどいものだと耳が1㎝以上あったり、逆になかったりするのでジョイント部分が
非常に目立ちます。
要望を聞いていただきありがとうございました。

―　こちらこそ現場の声をお届けいただきありがとうございます。皆様に喜ばれるよう日々商品の改善に取り組んでおります。

天然芝と人工芝の比較とは

―　次の質問です、天然芝と人工芝の比較を教えていただけますか？

最初は天然芝はいいと思ってたけど、結局は面倒が見きれなくなるのが多いですね。
やっぱり放置しておくと芝が伸びてくるし、メンテナンスには職人さんを呼ぶのでかなり費用がかかります。
芝かりや土の入れ替えなど考えると中々メンテナンスはできません。

その点、人工芝はとにかく楽なんです。

天然芝じゃないと絶対ダメっていう人以外は、やっぱり人工芝がおすすめですね。
緑の景観が欲しいだけって人は確実です。

今、天然芝でお庭をされている方っていうのは、人工芝が当時なかったか、その頃には今のようにリアルな人工芝がなかったから仕方なくという世代の方が多いんじゃないかな。
昔の人工芝はホントにプラスチック感がすごかったですから。
今の新築の方はほとんど人工芝を選ばれるんじゃないかな？

マンションや商業施設の屋上にも天然芝を土を入れて植えられている方もいましたが、
やはりメンテナンスができてなくて、ボーボーになっていることが多いです。
入居者様からのクレームなどをきっかけに人工芝のやり替えをすることもあります。

また撤去費も高いです。
人の手でははぎ取れないぐらい根が張ってしまうと、相当労力がかかってしまいます。
処分費も高いですし、やはり最初から人工芝を選ぶのが正解だと感じます。

初期費用は天然芝が安いかもしれませんが、メンテナンス費用ややり替えの費用、撤去、処分費など入れると結果的には高くなると思います。

あ、あと天然芝だと虫が多い気がします。
人工芝に貼り替えるとやっぱり虫はあんまりでなくなりますね。

私的には人工芝がおすすめですね。

―　発注の際に気を付けることはなんでしょうか

現場調査で、平米数だけ測って帰ってきちゃうと足りなくなっちゃいます。
例えば、30㎡だけ測って１ｘ１０ｍのロールを3本と注文すると足りなくなります。かならずロスは出てきます。

自分がよくやるのは、現場が頭にあるうちに割付を先に考えることです。

現調行った際に、パズルのように割付をして、見積り依頼する前に数を出すとスムーズです。
ジョイントが少なくて、継ぎはぎばかりにならない方が綺麗ですよね。
ただ、予算の関係もあるのでお施主様にも聞きながらですが、やっぱりロスが出ますが仕上がりが綺麗な割付の方がおすすめです。

―　施工時の注意点はありますか？

これは切る方向ですね。
人工芝は反転しながらやっていくので、逆側にかたどってしまうミスがどうしても起こりやすいです。
裏側にしるしをつけるので、どっち方向に来るのかわからなくなります。
反対方向に切らないように常に気を付けております。

あとは、プロの仕上がりを求めるなら養生が大事です。
面倒くさいけどやらないと仕上がりが綺麗になりません。
養生がないとジョイントテープに芝がくっついたときに、不自然な継ぎ目になってしまいます。
必ずマスキングテープで芝がくっつかないように養生しながらジョイントするようにしています。

また別の注意点で言うと、
カッターの刃をこまめに交換することが大事です。
人工芝は裏側からカッターで切りますが、切れ味を常によくしておかないと、綺麗に切れなかったり、余計に時間がかかります。
一点、さらに注意点ですが、交換した刃もなくさないようにしてください。
芝目に入り込むと見えないですし、裏に入ってしまうと全部剥がさないといけません。
必ず交換した刃の枚数確認と、一か所に集めて管理することがポイントです。

―　気を付けていることのご共有ありがとうございます。発注や施工に困ってる業者様への良いアドバイスになりました。