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人工芝が熱いってホントなの?【温度実験】
人工芝の熱さに対する表面温度実験目的
人工芝は一般的に日当たりの良いお庭やベランダに設置します。
なぜなら、ポカポカ陽気の中で走り回ったり、寝っ転がったりするのは最高だからです。
しかし、真夏の猛暑日、暑い中ジリジリと照りつける太陽の下では、人工芝の表面が裸足で歩けなくなるほど熱くなります。軽い火傷をされる方も少なくはありません。
特に、プラスチックで出来ている人工芝は、天然芝に比べて表面温度が高くなりやすいと言われております。
そこで、実際に人工芝の表面温度を測り、本当に人工芝が熱くなるのかを確かめる事にしました。
また、熱くなった場合に対策を実験できればと思います!
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人工芝って熱いって本当?一般的に言われていることについて
実験の前に、まずは人工芝が熱いと言われている気になる質問についてお答えします。
人工芝で暑い中、どのぐらいまで温度があがるの?
人工芝の材料は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂いわゆるプラスチックなので、天然の芝生のように表面から水分が蒸発しません。
直射日光やその日の暑さによりますが、大体50度~60度、場合によっては70度近くまで上がると言われています。
人工芝は高熱で溶けたりしないの?
一般的にプラスチックの耐熱温度は110度程と言われているので、熱で溶けることはほとんどありません。
ただ、太陽と虫メガネの実験のように、局所的に熱が発するような場合は、芝が変形すると言われております。
特に、屋上や窓際などで太陽の光が集中する箇所については注意が必要です。
人工芝の熱さ対策や熱中症予防はあるの?
一般的に、打ち水が効果的な対策と言われております。
人工芝の表面についた水分が蒸発した際、熱を失う効果が期待されます。
真夏の暑い日などは、事前に打ち水をして温度を下げてから人工芝で遊ぶようにしてください。
また、パラソルや屋根などを設置して日陰を作ることにより、温度上昇を抑えることができます。
対策については、実験にて実際の温度変化を測りながらみていきます。
さて、実際の実験を見ていきましょう!
人工芝熱さ実験の材料・方法
人工芝熱さの実験材料
今回用意したものは下記の材料になります。
- 人工芝「Eternal Turf」
- 温度計
- 時計(スマホ)
表面温度を計測するのでシンプルな材料です。
人工芝熱さ実験方法
1.直射日光が当たる場所に人工芝を置いて表面温度を測ります。
2.直射日光が当たる場所で水をかけ、表面温度を測ります。
3.計測開始して30分、60分後に表面温度を測ります。
以上、実験材料と実験方法の説明となります。
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人工芝熱さ実験開始
計測日:2022年7月24日 外気温35度
実験する場所は、プールの周りの人工芝です。
外気温が35度あり、人工芝の表面温度も相当熱くなっております。
写真では伝わりにくいですが、手で触ると相当熱いです!
裸足で歩くとなると火傷するぐらい熱いです。
ただ、実験して気づいたのは、
周りのコンクリートも同じように熱いということです!
海に行ったときにもそうですが、砂場も裸足で歩けないぐらい熱いですよね!
そう、炎天下のもとではどんな素材も熱くなるのです!
炎天下の人工芝の表面温度測定!
さて、実際の人工芝の表面温度を測ってみると60℃超!
やはり、裸足で歩けないぐらい熱くなってます!
ただ、先ほどお伝えしたとおり、
炎天下のもとではどんな素材も熱くなってるので、
そもそもどんな素材でも裸足で歩くのは無理だと思います。
まずは、最初の実験で人工芝がかなり熱いというのがわかりました。
次はその対策について実験していきます。
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人工芝の熱さ対策について
人工芝はプラスチックでできているので熱くなりやすいですが、
逆に言えば、すぐに冷えるということも言えます。
そこで、水をかけて表面温度を下げてみることにします。
方法は簡単です!
人工芝に満遍なく水を撒きます!
人工芝はもちろんメンテナンスフリーなので、
水にぬれても大丈夫です。
熱々だった人工芝も、
水をかけた瞬間から温度がミルミル下がっていきます。
さぁ、温度を測って実験してみましょう。
なんと人工芝の温度は40℃弱まで一気に下がりました!
40℃といえば、お風呂に入っているぐらいの適温ではないでしょうか?
火傷するほど熱いとは言えません。
真夏の炎天下の中で、ほっこりと暖かいぐらいまでの温度まで下がりました。
人工芝の熱さ対策として、遊ぶ前に水をかけるということがわかりました。
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人工芝の熱さ対策は何分もつの?
さて、ここからは水をかけた人工芝がどのぐらい熱くならないかの実験をします。
なぜなら、水をかけたとしてもすぐに熱くなってしまっては思いっきり遊べないからです。
どのぐらい人工芝の熱さ対策が持続するのか見てみましょう。
11時55分(計測開始時刻)
正午に近い、11時55分に実験を開始します。
日中でかなり熱い時間帯ではないでしょうか。
開始したばかりなので、先ほどと同じように40℃ぐらいの熱さです。
まだまだ余裕で裸足で歩けます。
12時20分(実験開始から25分経過)
25分放置してみて、温度がどのぐらいあがったでしょうか。
写真のとおり、12時20分です。
触った感じ、
まったく熱くありません。
温度計をじっくり見てみると
41℃ほどですね!
開始時とほとんど温度が変わっていないと言えるでしょう。
表面は水にぬれているので少し湿気ているような感じです。
ただ、基本的には水抜き穴から水が抜けているのでビショビショという感じではありません。
上記の経過から、25分間は温度上昇がほとんどなかった結果となりました。
25分の時点で結構温度対策が持つという印象でした。
炎天下の中ではそこまで長く遊べないですからね。
13時00分(実験開始から1時間5分経過)
最後は、約1時間経過した人工芝の熱対策をした表面温度を測っていきましょう。
13時の実験中の画像です。
先ほどと比べるとほんのりと熱いかな?と感じるぐらいでした。
この結果は意外でした。
実際に何度だったか見てみましょう。
少し見づらいですが、
表面温度は約42℃でした。
やはり先ほどよりは熱くなっていますが、
1時間経ってもまだ裸足で歩けるぐらいの結果になりました。
炎天下の中で約1時間裸足で歩ける温度が保てば、さすがに十分ではないでしょうか。
どうやら水が完全に乾かないうちは気化熱なども作用して中々温度が上がらないようです。
ちなみに、2時間・3時間後は水がカラカラに乾いて熱さが戻っていました。
熱くなってきたらまた水を撒くという対策で十分だと思います!
人工芝は熱いってホント?対策は?のまとめ
今回の実験で分かったことは、まず人工芝は熱くなるということです。
ただ、真夏の炎天下ではプールサイドはもちろん砂浜やコンクリートなどすべて熱くなります。
そもそも、真夏の直射日光が当たる場所で外を裸足で歩くというのは困難です。
対策としては、直射日光が当たらないようにシェードなどで影を作るか、
遊ぶ前に人工芝に水を撒くということです。
人工芝に水を撒けば1時間ぐらいはお風呂のお湯ぐらいの熱さになって裸足で歩けます。
熱くなってきたらもう一度水を撒いてもいいし、そもそも1時間以上も真夏の炎天下でずっと遊び続けるのは難しいと思います。
もちろん、プール遊びをするときは周りが水で濡れますし、足も濡れてるのでまったく熱くありません。
上記の実験結果をもとに、
人工芝を検討いただき、素敵なエクステリアライフをお過ごしいただければ幸いです。
まずは、無料サンプルをご請求頂き、手触りや質感をご確認下さい。
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