カテゴリー: 人工芝に関する質問
1960年代にアメリカの「アストロドーム」が世界で初めて人工芝を使用したスタジアムとして登場しました。当初、アストロドームは天然芝を使用していましたが、一年中芝生の緑を保つことが難しく、管理が手間がかかるため、代わりに人工芝が採用されました。
初期の人工芝は課題が多く、選手が火傷を負ったり、クッション性が低いため足腰への負担が大きく、性能やイメージが向上するまでに時間がかかりました。
その後、透水性やクッション性を向上させる改良品が登場し、特に芝丈を5~6cmまで長くしたロングパイル人工芝が開発されたことにより、日本では2002年に東京ドームで採用されてから国内で広く使われるようになったのです。
現在ではスポーツをする球場や競技場だけでなく、公園や学校などでも積極的に人工芝が導入されています。一般家庭向けでも、雑草対策やお手入れ不要などのメリットがあるために急速に普及している最中です。
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