近年、人工芝のグラウンド、フットサル・サッカー場など段々増えてきております。
「人工芝のグラウンドを作りたいけどメリット・デメリットは?」
「人工芝のメンテナンスや経年劣化はどうなの?」
などの、ご質問をお客様から頂くことがあります。
そこで、この記事では人工芝ドットコムが、人工芝のグラウンドにお勧めの理由について様々な角度から徹底解説していきます。
ぜひ、あなた様の後悔しない人工芝のグラウンド作りの参考になれば幸いです。
人工芝のグラウンドについて
今までのグラウンドは土や天然芝のグラウンドであるところがほとんどだと思います。
そこで、後悔しないグラウンド作りのためにも、
・グラウンドに最適な人工芝は何か
・人工芝のグラウンドのメリットデメリット
・人工芝のグラウンドのメンテナンスについて
・人工芝グラウンドの経年劣化について
など、このページで解説して、人工芝のグラウンドづくりについてしっかりと解説していければと思います。
人工芝のグラウンドに最適な材料とは?
人工芝のグラウンドと言っても、人工芝には様々な種類があります。
大きく分けて2つです。
・従来のプラスチック素材の人工芝
・リアル人工芝
です。
人工芝と聞いて、ホームセンターやワンコインショップなどで売られている、どう見てもプラスチックな人工芝を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
写真のように、緑でできていて芝のような凹凸があるものを人工芝と従来呼ばれることもありました。
ただ、見た目がどうみてもプラスチックなので、学校のグラウンドやお庭には向いていません。
吐き出し窓のちょっとした足場や、水洗い場の前などは適しているかもしれませんが、見た目が悪いのでグラウンド全体には少し合いません。
グラウンドの人工芝にお勧めなのは、やはりリアル人工芝です。
同じプラスチック素材でも、リアル人工芝は見た目や触り心地をとことんリアルな質感を追求して作られております。
従来のプラスチック素材の人工芝と比べると、費用はかなり高くなりますが、その分満足度は非常に高いかと思います。
せっかく、新築やリフォームの際に人工芝でお庭をしたいと考えるのであれば、見た目もこだわりを持って選びたいですよね。
5年、10年と長持ちするものなので、素材選びは大切です。
リアル人工芝の中でも、リアルさやフワフワさ、価格など色々種類があるので、
気になる方は下記の参考記事をお読みください。
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また、通常の景観用の人工芝グラウンドなら、通常の製品で問題ありませんが、
サッカーやフットサル、ラグビーなどのグラウンドに使用する人工芝は、
ロングパイルと呼ばれる芝の長さが長いタイプが向いております。
また、摩擦が大きいグラウンドには、強度を増やした人工芝と、砂やゴムチップでクッション性を上げる必要もございます。
そのような箇所に使用される場合は、受注生産も承っておりますので、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
2カ月ほどお時間を頂きますが、施工箇所に合わせた長さやサイズも変更が可能です。
人工芝グラウンドのメリット・デメリットについて
人工芝のグラウンドにももちろんメリット・デメリットがございます。
良いところ悪いところを比べて最適なものを選択しましょう。
人工芝のグラウンドのメリット
・メンテナンスフリー、面倒な水やりや雑草抜きが不要
・一年中緑があって季節に左右されない
・クッション性が高いので、お子様やペットが怪我しにくい
・土埃が立ちにくくて、汚れにくい
などなど、人工芝のグラウンドのメリットはたくさんあります。
人工芝グラウンドのメリットその1.メンテナンスフリー
人工芝グラウンドのメリットとして、面倒な定期メンテナンスが不要なところがあります。
天然芝の場合は、雑草抜きや芝刈り、散水、肥料など、メンテナンスに多大な費用やお時間がかかりますよね。
土の場合は、毎回のトンボをかけなおしたり、白いライン引きなど、練習前にかなりの時間がとられます。
人工芝グラウンドの場合は、基本的には表面のゴミや枯れ葉などを取り除くことや、少なくなった箇所の砂やゴムチップを補填するなどでOKです。
特に毎日メンテナンスをする必要がないので管理が簡単になります。
人工芝グラウンドのメリットその2.季節に左右されない
天然芝の場合は、冬になると緑色から茶色になってしまい、芝が枯れてしまいます。
暖地型の芝(高麗芝など)と寒地型の芝を植えかえるなどすれば一年中緑が保たれるかもしれませんが、費用や手間もかかり現実的ではありません。
一方、人工芝のグラウンドの場合は、プラスチックでできているので冬に枯れることはありません。
一年中緑が楽しめるので安定してグラウンドが使用できます。
また、梅雨時期や雨が降りやすい季節だと、土のグラウンドだとぬかるんで使用できない日も出てきてしまいます。
人工芝のグラウンドの場合は、しっかり整地することで水はけがよくなるので、雨が降った場合でも使用できます。
また、冬の時期などは、雪が降って天然芝は特に枯れの心配が出てきますが、人工芝であればまったく問題ありません。
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人工芝グラウンドのメリットその3.クッション性が高いので怪我をしにくい
人工芝グラウンドのメリットとして、怪我をしにくい点がございます。
特に、土のグラウンドなどで派手に転んでしまった場合は、肘やひざなどを大きく擦りむいて、出血してしまうこともあります。
人工芝のグラウンドの場合は、ふかふかしているので、多少転んでも吸収されるので怪我をしにくい特性がございます。
保育園や幼稚園など、子供が走り回るようなグラウンドには最適な建材です。
ただ、スライディングなどの摩擦によって人工芝ならではの怪我をするケースはございます。
人工芝グラウンドのメリットその4.土埃が立ちにくく、汚れにくい
人工芝のグラウンドのメリットとして、汚れにくいことがあります。
特に、土のグラウンドは風が強い日には土埃がたってしまい、水を撒かないといけないことがあります。
飛んで行った土は、定期的に補充などのメンテナンスが必要になることもありますし、
近くに住宅街がある場合はクレームのもとになってしまいます。
人工芝のグラウンドの場合は、土の上に施工するので土埃が発生することがありません。
クレーム防止や、日々の土埃対策の代わりに、人工芝のグラウンドがお勧めです。
また、土のように雨が降って泥んこになったり、靴が土でドロドロになって汚れることがありません。
人工芝のグラウンドにはたくさんのメリットがございます。
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一方、デメリットはどうでしょうか。
人工芝のグラウンドのデメリット
・天然芝と比べると初期費用が高い
・直射日光が当たると熱い
・摩擦で火傷をする場合がある
などがあります。
ただ、デメリットも捉え方によっては前向きに考えることもできます。
天然芝と比べると初期費用が高い点については、
最初の材料費は高くなるかもしれませんが、メンテナンスコストやその後の手間を考えると実はお安くなったりします。
確かに、グラウンド用の人工芝は芝の長さが長かったり、砂やゴムチップの費用もかかりますが、
それでも、散水スプリンクラーの費用や管理コストと比べるとお得になる可能性も高いです。
詳細は下記の記事をご参考ください。
直射日光が熱い点については、
よく人工芝のデメリットとして言われますが、実はコンクリートの場合でも真夏の直射日光下では同じように熱くなります。
白い砂浜もカンカン照りの時は、裸足で歩くのは難しいというのはわかりやすいと思います。
そもそも、真夏の炎天下では裸足であらゆるものを歩くのは危険ということと、
対応によっては真夏でも裸足で歩くことができます。
・直射日光が当たらないように、屋根やターフ、パラソルなので影を作る
・打ち水をする
など、対処をすることによって、真夏でも裸足で歩くことができます。
直射日光が当たらなければそもそも外気温では熱くなりません。
また、遊ぶ前に水をかけることにより、即時に温度を下げることができます。
コンクリートと違って、1時間近く温度上昇を抑えてる実験もございます。
ご興味があられる方は実験記事もお読みください。
摩擦で火傷をしてしまう点については、確かにプラスチックの性質上、天然芝より発生することは増えます。
ただ、その分クッション性が高いので重度な怪我を起こしにくかったり、頭から地面にぶつかった時の衝撃などは人工芝の方が少なくなります。
土の場合は、怪我をした箇所に石や砂が入ったり、皮膚が破れて血が出やすかったりする場合もあります。
一長一短ではありますが、デメリットの一つとしてございます。
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人工芝のグラウンドのメンテナンスについて
人工芝のグラウンドのメンテナンスについては、基本メンテナンスフリーなのでとっても簡単です。
人工芝のグラウンドの日々のお手入れとお掃除 (枯れ葉・塵・ホコリ表面上の汚れ、芝の倒れ)
まずは、表面の大きなゴミなどを簡単に掃除します。
その後、デッキブラシなどで人工芝の
芝目方向に沿ってブラシでブラッシングしてください。
その他、ホウキや掃除機を使って表面のごみを掃除する方法もあります。
特に枯れ葉や散った花びらなどは人工芝の上に残りやすいので、
掃除機で吸ったり、手で拾ったりなどして取り除き掃除ください。
表面に落ちているだけの落ち葉は、ブロアー(送風機)などを使って、
一気に吹き飛ばす方法もございます。
チリやほこりなどは水で流して落としてください。
等間隔に水が下に落ちる穴が開いていますので、汚れと一緒に排水ができます。
画像のように水はけ用の穴が開いています。
※人工芝を貼った地盤の水はけが悪ければ水がたまる場合がございます。施工前にしっかりと水はけを良くした地盤にすることが大切です。
水はけが悪いと、害虫やカビの発生の原因となることがあります。
特に梅雨時期の風通しの悪いジメジメとした場所などは湿気がたまりやすいので、
しっかりと事前に水はけをよくすることが大切です。
Eternal Turfは、カビや細菌が繁殖しないように防カビ・抗菌加工をしておりますが、
極力水はけを良くして施工しましょう。
人工芝の一時的な倒れについて
人工芝の特性上、重たいものを乗せると芝が一時的に倒れる可能性がございます。
一時的な芝の倒れについては、芝目に対して逆向きに手などでなでて逆立ててください。
少しの倒れならEternal Turfは形状記憶で自然に戻る力も強いので、時間とともに戻っていきます。
※重たいものを長期間置くことは避けてください。
人工芝のグラウンドの日々のお手入れとお掃除(ジュースや飲み物をこぼした場合)
ジュースや飲み物、お酒などをこぼしたときは、お水でしっかりと洗い流すか濡れた雑巾・モップなどで洗い流しましょう。
人工芝は基本的にはプラスチックでできているので簡単に洗い落とせるでしょう。
人工芝のグラウンドの汗や犬や猫などペットのフンのお掃除
人工芝で遊んでいて汗はもちろん、ペットがフンをした時もお掃除は簡単です!
まずはフンを取って、水で綺麗に流しましょう。そのあと濡れた雑巾やモップなどで拭き取ります。
基本的には臭いは残りにくい素材ですので、気になる場合は特にしっかりと水で流してください。
また、ペットに人工芝を敷いてあげるのは非常にお勧めです。
天然芝なら虫や土汚れが気になりますが、人工芝は問題ありません。
また、一年中緑できれいなので冬でも遊ばせることができます。
人工芝がクッション材となって足にも優しい作りになります。
大切なワンちゃんやペットのためにも、人工芝でグラウンドを造られるのがお勧めです。
人工芝のお庭の雪が積もってしまった場合のお手入れ方法
人工芝は積雪地域でも問題なく使用できます。
積雪のため、天然芝を諦めていた方には朗報です。
雪が積もった場合は、基本的には雪かきスコップで雪を大まかにどけて、水で洗い流すだけでOKです。
その際、雪の重みで芝が寝てしまう可能性が高いです。
そのような場合は、芝目の反対方向からデッキブラシや手ぐしで芝を立たせてください。
人工芝グラウンドの10年後の写真について
さて、人工芝のグラウンド10年後の写真は実際どうなのでしょうか。
お客様から頂いた10年経過した写真をこちらに掲載します。
1.人工芝サッカーコート場の10年後の人工芝
いかがでしょうか。
少しヨレや芝が倒れているようなイメージはありますが、
基本的には緑のままでしっかりと芝生感がありますよね。
※使用状況により、ヨレや抜けが多い場合は10年ほどで貼り替える必要があります。
2.商業施設の人工芝のグラウンドの10年後
こちらも10年近くたった人工芝ですが、色あせがほとんどありません。
やはりUV抵抗材や下地のウレタンコーティングなど耐久力が上がるものを施しているのが大切です。
アップの写真を見ても、ほとんど色褪せてないのがわかります。
人工芝と言っても配合素材によって耐久力が全然違います。
10年超持たせるためには、しっかりとした素材を使った上質な人工芝を使用しましょう。
お勧めは「エターナルターフ」になります。
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人工芝のグラウンドのまとめ
人工芝のグラウンドについてご解説しました。
まとめると、
・人工芝のグラウンドにはリアル人工芝がお勧め
・人工芝のメリット、デメリットをしっかりと比較して選択する
・人工芝のグラウンドのお手入れはとっても簡単
・人工芝のグラウンドは10年超持つ品質のものがある
です。
ぜひこの記事を参考に、皆様の素敵な人工芝のお庭づくりのお手伝いができれば幸いです。
人工芝のグラウンドに関する記事はいかがだったでしょうか。
最近、保育園や幼稚園、ドッグランなどのグラウンドに人工芝を施工したいとのご相談が増えてきております!
ぜひ日本全国のグラウンド緑化に貢献して、豊かな人工芝ライフを送っていただきたいですね!