野球グラウンドの天然芝・人工芝の違いは?それぞれのメリットデメリットを解説

野球のグラウンドには天然芝と人工芝がありますが、どんな違いがあるのか疑問に感じたことはありませんか?

日本のプロ野球では、12球団のうち4球団で天然芝が使われています。日本の球場では人工芝の方が多く使用されているんです。

そこでこちらの記事では、野球グラウンドの天然芝と人工芝にどんな違いがあるのか、それぞれのメリットやデメリットについて紹介します。

野球グラウンドに人工芝を施工しようかお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

野球グラウンドの天然芝のメリット

野球グラウンドの天然芝のメリット

まずは、天然芝を野球グラウンドに施工するメリットについて解説していきます。

結論から言いますと、

  • 体の負担が少ない
  • 人工芝に比べて涼しい

プレーする選手にとってはうれしいメリットがいくつかあげられます。ひとつひとつ詳しくみていきましょう。

体の負担が少ない

体の負担が少ない

1つ目は、選手の体への負担が少ないというメリットです。

天然芝はやわらかく、クッション性が高いのが特徴です。

天然芝の下には土が敷かれており、人工芝よりも地面がやわらかいため、踏み込んだときの衝撃を吸収してくれます。

そのため、選手の足腰などの身体にかかる負担が少なく、選手本来の実力を発揮できるのです。

走ったり、スライディングしたりと激しい動きをする野球においては、身体の負担が少ないことは大きなメリットになります。

人工芝に比べて涼しい

人工芝に比べて涼しい

もう1つのメリットは、人工芝にくらべて涼しいことです。それは植物が持つ働きが関係しています。

植物は光合成をするときに水分を蒸散する作用があります。

天然芝の蒸散作用で、地表の温度をさげて冷却するため、人工芝とくらべて涼しさを保つことができるのです。

そのため、プレイ中の暑さを和らげる効果があります。厳しい暑さの中でプレーをする選手の身体への負担は大きいものです。

少しでも涼しい環境でプレーをすることは、選手にとってメリットになります。

野球グラウンドの天然芝のデメリット

野球グラウンドの天然芝のデメリット

天然芝の野球グラウンドは身体の負担が少なく、涼しい環境でプレーができるため、選手にとっていい環境ですが、デメリットもあります。

ここでは野球グラウンドの天然芝のデメリットについて詳しく解説していきます。

メンテナンスが大変

メンテナンスが大変

天然芝は、茂草という植物を使って作られているため、手入れが必要なのがデメリットです。

手入れをしないと見た目が悪くなるのはもちろん、病気になるなどで枯れてしまうこともあります。

芝刈りや水やりなど、季節にあわせた手入れも必要です。

また、施工する際のコストは人工芝よりは安く済みますが、ランニングコストがかかります。

肥料や除草剤、メンテナンスに使う機械など、天然芝を維持していくための費用が必要になります。

労力とコストをかけて、世話をしなければいけません。

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野球グラウンドの人工芝のメリット

野球グラウンドの人工芝のメリット

次に、人工芝を野球グラウンドに施工するメリットについて解説していきます。

  • 手間がかからない
  • 水はけがいい

人工芝はメンテナンスがあまり必要ないことや、雨が降ってもグラウンドの状態を維持しやすいなどのメリットがあります。くわしく見ていきましょう。

手間がかからない

手間がかからない

人工芝のグラウンドは定期的にグラウンドをメンテナンスしなくてもいいため、手間がかからないというメリットがあります。

天然芝は多大なコストと労力をかけて、水やり、草取り、肥料など、定期的にグラウンドのメンテナンスを行わなければいけません。

それに比べて、人工芝はゴミや枯れ葉などを取り除いたり、表面の凸凹を整えるなど、必要最低限のメンテナンスだけで済みます。

定期的に手入れをしなくてもグラウンドの状態を維持することができます。

また、枯れる心配もないので、緑色のきれいな景観を保ち、1年中安定してグラウンドを使用することが可能です。

水はけがいい

水はけがいい

人工芝は水はけがいいというメリットがあります。

天然芝は雨水が直接、地表に浸透するため、雨水が溜まりやすいという特徴があります。

ですから、試合がすぐに再開されない、または中止ということもしばしば起こります。

しかし、人工芝にはその心配がありません。

人工芝には水はけ用の穴があいており、その穴から下地に水が排出される仕組みになっています。

そのため芝生に水が溜まらないので、雨が降っても試合を中止や延期にすることなく、すぐにプレーを始めることが可能になります。

野球グラウンドの人工芝のデメリット

野球グラウンドの人工芝のデメリット

メンテナンスなどの手間がなく、水はけがいいなどメリットがさまざまある野球グラウンドの人工芝ですが、デメリットもあります。

ここでは野球グラウンドの人工芝のデメリットについて、詳しく解説していきます。

天然芝に比べて痛い

天然芝に比べて痛い

人工芝は天然芝に比べて痛いと言われています。

人工芝はコンクリートなどのかたい地盤の上に敷いていることが多く、土の上に生えている天然芝に比べると地面が固くなります。

そのため、天然芝に比べて、激しい動きをしたときの衝撃が直接身体に伝わりやすくなります。

また、人工芝はプラスチックのため、摩擦熱がおこりやすいと言われています。スライディングをしたときに摩擦で皮膚を傷める場合もあります。

ただ、高品質な人工芝は芝葉が長く密集して生えており、クッション性があるため、安全に試合や練習を行うことができます。

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野球グラウンドの天然芝と人工芝の違いのまとめ

こちらの記事では、野球グラウンドの天然芝と人工芝のメリットとデメリットについて、詳しく解説しました。

野球グラウンドが天然芝だと、グラウンドの状態を維持するために手間と労力、費用がかかります。

一方で、人工芝は天然芝に比べて痛いというデメリットはありますが、手間がかからず、水はけがいいというメリットがあります。

天然芝と人工芝のメリットとデメリットをよく理解して、適切なものを選ぶことが大切です。

弊社では景観用人工芝である「エターナルターフ」を取り扱っていますが、スポーツ用人工芝も受注生産が可能です。

納期2~3か月ほどでサイズや芝丈の長さもオーダー可能となっております。無料で見積もりサンプルを受け付けていますので、スポーツ用人工芝をお探しの方はお気軽にご相談ください。

監修<br>人工芝ドットコム店長<br><a href="https://jinkou-shiba.com/staff#takao">髙尾佳伸</a>
監修
人工芝ドットコム店長
髙尾佳伸

野球グラウンドの天然芝と人工芝のメリットとデメリットについての記事は参考になりましたか?

天然芝と人工芝にはそれぞれのメリットとデメリットがあるので、どちらに魅力を感じるかで選んでいただきたいですね。

人工芝の施工をご検討中の方は、弊社でお好みの芝丈やサイズのスポーツ用人工芝をお作りできるので、ぜひご相談くださいね!

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