人工芝は冬でも問題ないのは本当?
寒い日々が続き、全国的に雪が積もってきています。
今年は北海道や北陸だけでなく、九州や中国・四国地方にも雪が降りました。
日本は四季があるので冬は必ず訪れます。
![冬場の人工芝](https://jinkou-shiba.com/wp-content/uploads/2022/12/22943616_s.jpg)
せっかく綺麗に芝生のお庭を作ったのに雪で枯れてしまったり、
人工芝がダメになったりしないか心配ですよね。
「人工芝の冬場のメリット・デメリットは?」
「冬場の人工芝のお手入れはどうするの?」
「人工芝は静電気が発生しやすいって本当?」
など、人工芝の冬場で気になるポイントを解説していければと思います。
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人工芝の冬場のメリットについて
では、まず人工芝の冬場のメリットをご紹介いたします。
- 天然芝と違って冬枯れの心配がない
- 冬場でも芝生を楽しめる
- 土が混ざらない綺麗な雪で遊べる
- 冬場のお手入れがとっても簡単
などです
天然芝と違って冬枯れの心配がない、冬場でも芝生を楽しめる
まず、皆様のイメージのなかで、天然の芝生は冬に枯れてしまうというのがあると思います。
もちろん天然芝は生きているので、冬は冬眠するように青々しさはなくなり、葉は茶色になったり、根っこだけになってしまいます。
![冬枯れの人工芝](https://jinkou-shiba.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_4097-1024x768.jpg)
天然芝は冬にお手入れやメンテナンスをしないと
春に向けて綺麗な芝生を生やすことが難しいです。
そこで写真のように、バリケードをして冬場は芝生の上に入れなくなっている場所もところどころあります。
特に商業施設や公園などに多いですが、せっかくの芝生が冬場に楽しめないのは少し残念です。
人工芝は、冬枯れの心配がありませんし、もちろん芝生を冬でも楽しむことができます。
![](https://jinkou-shiba.com/wp-content/uploads/2022/04/shiba_good1.jpg)
お庭のガーデニングはもちろん、公園や保育園、学校のグラウンドなど冬場でも遊ぶ必要のある場所にも最適です。
土が混ざらない綺麗な雪で遊べる
雪遊びをしたときに感じるのは、雪が余り積もっていなかったり、溶けてきたりすると
土が混ざってドロドロの雪になってしまう事です。
もちろん、雪は解けたら水になるので土があるとドロドロになるものです。
![雪解けの庭](https://jinkou-shiba.com/wp-content/uploads/2022/12/25350974_s.jpg)
この状態だと、お子様やペットが遊んでいるとどうしても泥だらけになってしまいますよね。
人工芝なら、土の上に防草シートを敷いて、更にその上から人工芝を敷くので、土と混ざる心配がありません。
つまり、綺麗な雪のままで遊べるということです。
真っ白で綺麗な雪で、雪遊びをしたり、雪だるまを作ったりすれば、
お子様の良い思い出になるのは間違いありません。
もちろん服や手袋、靴などがドロドロになることはありません。
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冬場のお手入れがとっても簡単
最後にご紹介するメリットは、やっぱり冬場のお手入れが簡単なことです。
除雪作業が、天然芝と比べるととても簡単です。
上に積もった雪は、除雪用のプラスチックスコップや、水で洗い流してください。
積雪の多い場合はまずは、除雪用スコップで表面の雪をどけてから、
残った雪を水で洗い流してください。
ここで注意点のご紹介です。
- 鉄製のスコップを使わない
- 排水性の良い施工、人工芝を使用する
です
鉄製のスコップを使わない
鉄製のスコップを使ってしまうと、人工芝の表面を傷めてしまう可能性があります。
深く鉄製のスコップを突き刺してしまうと、防草シート自体も破れてしまう可能性もあるので、
雑草が生えてきたり、そこに水が溜まって水はけが悪くなったりする場合もあります。
必ず雪用でプラスチックのスコップをご使用ください。
排水性の良い施工、人工芝を使用する
雪が解けたり、水を掛けたりすると人工芝に水が溜まるようになります。
そこで、水はけの悪い施工であったり、人工芝を使用してしまうと
ヨレや水たまりの原因となってしまいます。
人工芝のしっかりとした下地作りは下記記事を参照ください。
そのほかのお手入れやメンテナンスは不要です。
なぜなら、人工芝はプラスチックでできているからです。
主に耐候性の高い、ポリエチレン(PE)やポリプロプレン(PP)の素材の人工芝を使用するようにしましょう。
また、裏面のコーティングがラテックス(合成ゴム)製であれば寒さに弱いことがあります。
ゴムが冷たくなるとひび割れや壊れの原因になるのはイメージがわきますよね。
そこで、ポリウレタン(PU)コーティングを裏地にしている人工芝を選びましょう。
費用はもちろん高くなりますが、10年以上の耐久力があるものもあり、後悔が少ないです。
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人工芝のデメリット、静電気について
さて、人工芝のメリットを紹介しましたが、もちろんメリットだけではありません。
しっかりとデメリットがあります。それが静電気が発生するということです。
人工芝はなぜ冬場に静電気が発生してしまうの?
まず、静電気の仕組みから簡単に説明します。
静電気の発生は、プラスチックなどの摩擦によって起こります。
よく皆様も、プラスチックの下敷きで髪の毛をゴシゴシとこすると、髪の毛が下敷きに張り付く遊びを経験された方も多いと思います。
そのように、摩擦をすると電気が帯電して静電気が起こりやすくなります。
静電気が発生しやすい物質、発生しにくい物質について
特に、帯電しやすく静電気が発生しやすいものとして
・ポリエチレン
・ポリウレタン
・ポリエステル
・アクリル
・塩化ビニル
などがあります。
逆に、帯電しにくい物質としては
・絹
・ナイロン
・ウール
・ガラス
などは、帯電しにくく静電気が発生しにくいです。
人工芝は静電気が発生しやすい物質でできている
先ほどご紹介した帯電しやすい物質を紹介しました。
人工芝は、その帯電しやすい物質でできているので静電気が発生しやすいのです。
一般的には、ポリエチレンやポリプロピレンなどで人工芝は作られている場合が多いです。
さらに、人工芝は直接裸足や靴下、靴で歩くものなので、摩擦が常に発生します。
ですので、人工芝は静電気が発生しやすい建材になります。
特に冬場は発生しやすい条件が重なり、バチバチと静電気が発生する可能性が高まります。
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人工芝の静電気が発生しない対策について
では、人工芝は静電気が発生しやすいことがわかったので、今度はその対策についてお話します。
大きく分けて静電気対策は2つです。
・静電気を防止するための日ごろの対策
・静電気抑制仕様の人工芝を選ぶ
です。
静電気を防止するための日ごろの対策について
まずは、日ごろの対策について説明します。
・適切な湿度を保つ
湿度が高いと水蒸気が多いので電気を逃す性質があります。
適度な湿度があれば静電気は発生しにくくなります。
冬は湿度が下がって乾燥しがちなので、特に静電気が発生しやすく、
逆に夏は湿度が高いので静電気が発生しにくいということです。
特に、気温が25℃以下・湿度20%以下の寒くて湿度が低い環境が発生しやすくなります。
ただ、室内であれば加湿器など使用すれば湿度があがりますが、屋外だと少し難しい対策ではあります。
静電気防止スプレーや柔軟剤を使用する
静電気を抑える方法として、静電気防止スプレーや柔軟剤を使用した対策があります。
主な成分である界面活性剤が水と油になじみやすく、摩擦を減らすことで静電気を発生しにくくします。
また、表面に水の膜のようなものを作ることで電気を逃がしやすくする作用があるそうです。
上記が日ごろの対策になりますが、
実際は、屋外の湿度を上げることが困難であったり、日々静電気防止スプレーをするのは手間になります。
お勧めなのが次の対策です。
静電気抑制仕様の人工芝を選ぶ
![](https://jinkou-shiba.com/wp-content/uploads/2022/04/seidenkiyokusei.jpg)
写真のように静電気抑制仕様の人工芝を選ぶことがお勧めです。
摩擦などで静電気が発生しても、帯電された電気を逃がすことで発生を防ぎます。
この素材は導電性繊維と呼ばれ、電気を通すことで空中に電気を逃すことができます。
人工芝「エターナルターフ」では、静電気を抑制するために、導電性繊維を束の中に一定の間隔で縫い付けております。
試験データの結果からも、かなりの静電気を抑制できる効果があります。
ただ、静電気抑制仕様の人工芝のデメリットとしてコストが上がってしまう事があります。
また、ホームセンターや100円ショップなど個人が購入する人工芝にはついてない場合が多いです。
一方で、商業施設や公共施設、こだわりのお庭などで人工芝を満足して使用したいという方には、断然静電気抑制仕様の人工芝がお勧めです。
やっぱり冬場や乾燥している時期にバチバチっと静電気が起こってしまうと大切なお子様やペットも心配です。
一つの経験談ですが、
ある道の駅の屋上人工芝で子供を遊ばせていた時に、遊具に触れるたびにバチバチと静電気が起こってしまい、びっくりして怖がってしまったことがあります。
それ以降、その道の駅で遊びたいと思わなくなってしまいました。
せっかく大型施設で人工芝にしたのに、静電気発生の事を知らないで施工すると残念ですよね。
そうならないためにも、静電気抑制仕様の人工芝を選ばれることをお勧めいたします。
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人工芝の冬に関するまとめ
人工芝の冬場について色々と解説しました。
まとめると
・人工芝は冬場でも問題がない
・冬の人工芝にはメリットがたくさんある
・冬の人工芝のデメリットとして静電気がある
・お勧めは静電気抑制仕様の人工芝を選ぶこと
上記になります。
コストを安い人工芝もたくさんありますが、
長年使用する人工芝には静電気の発生など見た目では見えないデメリットもあります。
もちろん、価格重視・性能重視は人それぞれになります。
人工芝ドットコムでは特に、性能にこだわり、他にはないワンランク上の人工芝を実現しております。
ぜひ、大切なお子様やペットの喜ぶお顔を見たいという方は、一度無料サンプルをご請求いただき、
その質感や安全性をお確かめくださいませ。
![<span class="fz-12px">監修</span><br><span class="fz-12px">人工芝ドットコム店長</span><br><a href="/staff#takao">髙尾佳伸</a>](https://jinkou-shiba.com/wp-content/uploads/2022/07/20220704072418-150x150.jpeg)
冬場の人工芝に関する記事はいかがだったでしょうか。
仕事柄、冬場の芝生を気になってみてしまいますが、やはり冬枯れしていたり、お手入れのために立ち入り禁止になっていたりする場所が多い印象です。
四季の良さを感じるためには天然芝がもちろんいいですが、冬場でもそこでお子様やペットが楽しむためなどは人工芝がお勧めだと感じています。
ぜひ新たな施工現場やお庭などでご使用を検討いただければ幸いです!
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