「人工芝って、どうしたら風で飛ばないように施工することができる?」と悩んでいる人は多いかもしれません。
せっかく綺麗に敷いたのに風で飛んだら残念ですし、そもそも飛んでしまうと危ないですよね。
そこで今回は、台風などの強風で人工芝が飛ばないようにする方法を、詳しく紹介します。
土の庭とベランダ、どちらの対策も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
人工芝の強風対策をしなかったらどうなる?
人工芝を施工する際に、台風や強風への対策をしておかないと、実際に風が吹いたときにめくれたり飛ばされたりする可能性があります。
せっかくきれいに敷いていても、風が吹くことでめくれてしまったら残念ですよね。
また、飛ばされて近所のお家に迷惑をかけたり、万が一人にぶつかってしまったりしたら大変なことです。
そうならないために、この後紹介する人工芝を飛ばさないようにする対策をしっかりと行いましょう。
庭の人工芝を台風の強風で飛ばさないようにする対策3選
まず、庭に敷いた人工芝を台風などの強風で飛ばさないようにするための対策を紹介します。
- 固定ピンでしっかり留める
- 充填剤の砂重しにする
- 下地をしっかり固める
1つずつわかりやすく解説します。
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固定ピンでしっかりと留める
人工芝を施工するとき、専用の固定ピンで留めていきますが、本来よりも多いピンでしっかりと留めておくことで、人工芝がめくれるのを防いでくれます。
もし、DIYで人工芝を施工して、固定ピンをケチって少ない数しか打っていなかったり、砂利などをのせるだけしかしていなかったりする人は、絶対に台風や強風で飛んでしまうので気をつけてください。
ピンを打っていない場合、風が吹かなくても、普通に使用しているだけでずれてきてしまいます。
充填剤の砂を重しにする
しっかりと固定ピンで止めても心配だという場合は、充填剤の珪砂を撒いて重しにするという方法もあります。
充填剤は、基本的にはテニスコートなど、スポーツ場の人工芝に用いられることが多いものです。
あまり個人宅の庭では使用するものではないので、人工芝が台風で飛ばないようにする対策なら、固定ピンを豊富に使う方がよいでしょう。
下地をしっかり丁寧に固める
人工芝の施工は、下地をしっかり作るのが最も重要です。
庭の土がやわらかいとピンを打ってもしっかり留まらないので、きちんと固めるようにしましょう。
転圧機という機械もあり、業者は使用しますが、DIYで施工するならタンパーを使ったりくつでしっかりと踏んだりして固めます。
下地を丁寧に固めるのは、ピンをしっかり打って台風で飛ばないようにするだけでなく、表面がデコボコしない効果があったり、上を歩く重みで沈んでしまったりするのを防ぎます。
下地づくりの大切さについては、こちらでも解説しています!
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屋上・ベランダの人工芝を台風の強風で飛ばさないようにする対策3選
次は、土のない屋上やベランダに敷いた人工芝を、台風や強風で飛ばさないようにする対策を紹介します。
特に高い場所から飛んでしまって落下したら、事故になってしまう可能性もあるので、きちんと施工をするようにしてくださいね。
- 人工芝同士をジョイントする
- 人工芝をウレタンボンドで貼る
- 人工芝の上に重石をのせる
順番に解説していきますね。
人工芝同士を両面テープなどでジョイントする
人工芝は、多くの場合で切れ目がありますが、そこを両面テープやウレタンボンドを使って接着するのが大切です。
接続部分をきちんと繋げておかないと、台風などの強風が吹かなくてもペラっとめくれてしまう可能性があります。
土がない場所では、先ほどの対策にあったように固定ピンを打ち込むことができません。
なので、きちんとボンドやテープを使って固定するのが重要ポイントとなります。
人工芝をウレタンボンドで貼り付ける
接続部分だけでなく、人工芝の外周もウレタンボンドで貼り付けることで、台風で強風が吹いても飛ばないように施工することができますよ。
ただ、賃貸の場合は特に、床にウレタンボンドを付けられないことも多いでしょう。
業者によっては、床にボンドをつかない方法で、施工ができることもあるので、施工内容を相談してみるのがおすすめです。
人工芝の上に重石をのせる
きちんとボンドなどで対策をした上で、さらに追加で対策をするなら、重石を乗せておくのもよいでしょう。
人工芝の上に物を置いておけば、その分重さが増すため、風で飛びにくくなりますよ。
重石はホームセンターやネットショップなどで購入できるので、絶対に飛ばないように強力な対策をしたい人はチェックしてみてください。
雨や風に強い庭の対策を紹介
それでは、雨や風が強い時にも安心の庭でできる対策を紹介していきます。
- 庭木の剪定を定期的に行う
- 水はけのよい下地を作る
- 風で飛びそうなものを置かない
1つずつ確認していきましょう。
庭木の剪定を定期的に行う
庭に木がたくさん植えられていて、枝木が密集した状態だと、風を受けやすくなり木が倒れてしまう可能性が高まります。
庭に木がある場合は、定期的に剪定をして、枝木が密集した状態にならないように心がけましょう。
また、まだ根付く前の木が植えられているなら、きちんと支柱を立てておくのも倒木の対策になります。
木が倒れると大変危険なので、気の状況に合わせた手入れをするのが大切です。
水はけのよい下地を作る
庭の水はけが悪いと、雨が降ったあとに水溜まりができやすくなるので、水はけ良くしておくようにしましょう。
人工芝を施工している場合は、水はけのよい砂などを混ぜた下地を丁寧に作ります。
きちんと水はけの良い下地を作っておけば、たくさん雨が降ってもすぐにきれいな庭に戻るため安心です。
水はけが悪いと、水溜まりができやすいだけでなく、人工芝の劣化も早まるのでそれも踏まえて対策するのが重要です。
風で飛びそうなものを置かない
庭にはさまざまなものを置いておきたくなりますが、急な突風が吹くことも考えてなるべく飛びそうなものは置かないようにしましょう。
また、台風が来ることがわかったら、早めに庭のものを全部室内に片付けてくださいね。
また、物置きなど倒れてしまいそうなものがあったら、中に重いものを入れて倒れないように対策するのもおすすめです。
風で物が飛ぶのは本当に危ないので、しっかりと対策しておきましょう。
強度の高い対策をするなら業者依頼がおすすめ
人工芝を施工することはDIYでもできますが、見た目のきれいさや強度の高さにこだわるなら、業者に施工を依頼するのがおすすめです。
DIYで施工すると、どうしても下地づくりがうまくいかなかったり、固定するのがゆるくなってしまったりすることもあります。
そのように施工した人工芝の場合、台風や強風のときにめくれたり飛んでしまったりする可能性も高まります。
それが不安に感じる人は、人工芝の施工は業者に依頼するといいでしょう。
よくある質問
Q.土の庭の人工芝を風で飛ばさないためには?
A.まずは固定ピンをたくさん打ってしっかり固定しましょう。下地を固めることも忘れずに行ってくださいね。
Q.ベランダや屋上の人工芝の強風対策は?
A.両面テープやウレタンボンドで、人工芝同士をしっかりと接着し、人工芝の外周もしっかり止めておくことをおすすめします。
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人工芝と台風のまとめ
こちらの記事では、台風で人工芝が飛ばないようにする対策を紹介しました。
強い風が吹くことはよくあるので、その度に飛ばないか心配しなくて済むように、丁寧に施工しましょう。
また、重さのある高品質な人工芝も、飛びにくさに一役買います。
弊社の「エターナルターフ」は、耐久性の高いしっかりと重さのある人工芝なので、気になる方はぜひご相談くださいね。
人工芝と台風についての記事はいかがだったでしょうか。
きちんと施工しないと、簡単に飛んでしまう可能性もあるので、注意しましょう。
人工芝を施工するのは意外と大変です。費用はかかりますが、できれば業者に依頼するのをおすすめします。