「人工芝に触れたらアレルギーが出るって本当?」と心配している人はいませんか?
施工してみたのに、いざ上を歩くとアレルギー症状が出る、となると困ってしまいますよね。
そこで今回は、人工芝とアレルギーの関係性や、人工芝の清潔を保つ方法を紹介します。
また、人工芝より芝生のほうがアレルギーが出やすいというお話も解説しています。
アレルギーが出るかどうか気になる人は、ぜひご確認くださいね。
人工芝でアレルギー症状が出ることはない!
結論から申し上げると、人工芝でアレルギー症状が出ることはないというのが結論です。
理由や注意点を、以下の内容で解説しますね。
- 人工芝はプラスチック製
- 天然ゴムアレルギーの人は注意
- 基本的にはアレルギーの心配なく裸足で遊べる
詳しく確認していきましょう。
人工芝はプラスチック製なので基本的にアレルギーは出ない
人工芝の芝の部分は、主にポリエチレンやポリプロピレン、ナイロンなどのプラスチックでできているので、アレルギーが出ることはないと言えます。
プラスチックは、私たちの生活の中で多く使用されていますよね。
ペットボトル、ゴミ袋、調味料の容器…挙げ始めるとキリがありません。これらに触れてアレルギーが出るという人は、ほぼいないのではないでしょうか?
そこから、プラスチックの人工芝に触れたからといってアレルギーが出ることは考えにくいです。
天然ゴム(ラテックス)アレルギーがある場合は注意
ただし、もし天然ゴム(ラテックス)にアレルギーがあるという人は注意が必要な場合があります。
人工芝のプラスチック部分は、表の芝の部分です。裏面には天然ゴムが使用されていることもあるので、そのような商品の場合は、気をつけた方が良いでしょう。
とはいえ、裏側に触れることは滅多にないため、それほど気にする必要はありません。
また、充填剤にゴムチップを使用するケースもありますが、基本的にスポーツ場などで使用されるのがほとんどなので、一般家庭で触れることは少ないです。
子どもや犬が裸足で遊んでも危なくない
上記の2点から、人工芝の上では子どもや犬が裸足で遊んでも、危なくないというのが解答になります。
人工芝の上で裸足で遊んで、アレルギー症状が出てしまった、ということはほぼないと言えるほど、極めて稀なことでしょう。
むしろ、土の庭では裸足で遊ぶことができませんが、人工芝を敷けば土汚れもなく、ふわふわとクッション性も高いので、裸足で安全に遊ぶことができますよ。
人工芝を敷いて、庭を公園のように変身させる方法を書いた記事は、以下でご覧になれます!
最高級のリアル人工芝『Eternal Turf(エターナルターフ)』まずは無料サンプル・お見積り請求!
人工芝のゴムチップに発がん性物質?
アレルギー発症とは少し違う話題ですが、人工芝のゴムチップに発がん性物質が含まれている、という話を聞いたことはありますか?
これは、2014年にアメリカで「人工芝でサッカーをしていた女子選手が、次々がんを患った」というニュースが報道されたからです。
ただ、研究結果では、健康への被害なしとの結果が出ています。発がん性物質として知られるベンゼンが、定量下限値未満であることがわかったからです。
ニュースが一人歩きして噂が大きくなっているようですが、研究結果で問題ないと示されているなら安心ですね。
人工芝よりも芝生の方がアレルギーが出やすい
人工芝のアレルギーは心配ないとお伝えしましたが、実は天然の芝生のほうがアレルギーが出やすいと知っていましたか?
- イネ科アレルギーがある人は注意
- くしゃみや鼻水が出ることも
- 人工芝なら芝生にアレルギーがあっても安心
1つずつ確認していきましょう。
イネ科アレルギーがある人は注意
芝生の多くはイネ科の植物なので、イネ科の植物にアレルギーがある人は注意が必要です。
庭に施工した芝生がイネ科だった場合、体に触れることでアレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギーがあることに気づいている人は安心ですが、芝生を敷いてからアレルギーが出たら困るので、他のものにアレルギーがある人は特に前もってアレルギー検査をしておくといいかもしれません。
くしゃみや鼻水が出ることも
イネ科アレルギーがある人は、芝生の近くにいたり触れたりすることでくしゃみや鼻水が出ることがあります。
アレルギー反応は人それぞれなので一概には言えませんが、花粉症のような症状が出る人が多いでしょう。
軽微なアレルギー症状なら命に関わることはないかもしれませんが、重度のアレルギー症状が出てしまうと呼吸がしにくくなるなど命に関わる可能性もあります。
芝生に触れて少しでも体調におかしなところが現れたら、すぐに医師に相談するのが安心です。
人工芝なら芝生にアレルギーがあっても安心
上記の点から、イネ科アレルギーがあるけれど芝生の庭を作りたいという人は、人工芝を施工するのがおすすめです。
最近の人工芝は、天然芝と見間違うようなリアルなものも増えてきています。
弊社の「エターナルターフ」は、天然芝と見間違えるようなリアルな質感が魅力の人工芝です。
芝生代わりに施工したいときに非常におすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
人工芝を快適に使うためのポイントを紹介
人工芝自体にアレルギーを引き起こす性質はないということはお伝えしましたが、とはいえ汚くしていると子どもたちを裸足で遊ばせたくないですよね。
汚い状態で放っておくと、虫がわいたりカビが生えたりする可能性も高まるので、簡単なメンテナンスをコツコツと続けていきましょう。
普段は掃き掃除やゴミ拾いでOK
人工芝は、施工してからのメンテナンスが簡単なのが、メリットの1つです。
大きな汚れがなければ、ゴミをほうきで掃いたり、手で拾って捨てたりするだけで大丈夫です。
たくさんゴミが落ちていたり、砂などがたくさんついていたりすると、水はけが悪くなって水が溜まってしまう可能性があります。
水はけが悪い状態は、人工芝の傷みを早くするだけでなく、カビが生える恐れもあるので、気をつけてくださいね。
汚れがひどい時は水洗いやブラシで擦って
土汚れがひどくてほうきだけじゃ取りきれない、というような時は、水を流して丸洗いしたり、ブラシでゴシゴシと擦って落とすようにしましょう。
濡らしたぞうきんで拭くのもいいですよ。あまりにも汚れていたり、菌が気になったりする場合は、中性洗剤で洗うのも大丈夫です。
これらの掃除は、ひどい汚れに気づいたときに行えばOKです!
熱に弱いのでお湯は使わない
人工芝はプラスチック製なので、熱には強くありません。
しっかり洗いたくても、お湯を使って洗うのはやめましょう。
消毒したい場合に、熱湯消毒したくなるかもしれませんが、アルコールを振るなどして対応してください。
人工芝の掃除方法については、こちらでも詳しく解説しています!
最高級のリアル人工芝『Eternal Turf(エターナルターフ)』まずは無料サンプル・お見積り請求!
人工芝を使用する中でアレルギー以外に注意すること
人工芝を使用する上で、アレルギーは起こることが極めて少ないですが、他に注意したいことはいくつかあります。
- 下地をきれいに作って水はけをよくする
- 定期的に清掃を行う
- 熱に弱く摩擦熱にも注意
上記の3つを詳しくチェックしていきましょう。
下地をきれいに作って水はけをよくする
人工芝をきれいに使うためには、下地を丁寧に施工して水はけのよい状態を作るのが大切です。
なぜなら、いくら品質の高い人工芝を施工しても、下地の施工状況が悪くボコボコしていると、水たまりができやすい悪環境になってしまうからです。
人工芝は水たまりができてなかなか乾かないと、湿気たりカビが生えたりして傷みやすくなります。
また、ボコボコした芝生は歩きにくく使い勝手も悪いので、その点でも下地はきれいに作るのが重要です。
定期的に清掃を行う
人工芝は芝生に比べて手入れが少なくて済むのが魅力ですが、それでもきれいに使うためには定期的に清掃を行うのが大切です。
清掃と言っても、人工芝の上にある落ち葉やゴミなどをほうきで掃いたり、汚れを水洗いしたりするだけで大丈夫なので気軽に行いましょう。
これらを怠ると、汚い状態が続いて遊びづらくなったり、臭いが付いて取れなくなったりします。
注意して、汚れを見つけたらすぐに洗うのを徹底してみましょう。
熱に弱く摩擦熱にも注意
先ほども説明しましたが、人工芝はプラスチックなので比較的熱には弱いです。
火の元はもちろん、摩擦による熱にも弱いので、なるべく摩擦を起こさないように大切に使うのがおすすめです。
とはいえ、子どもやペットが頻繁に遊ぶ庭の場合、走り回らないというのは難しいですよね。
そういうときは、「エターナルターフ」のような耐摩耗性能が高い人工芝を選ぶといいでしょう。
まとめ
こちらの記事では、人工芝とアレルギーの関係について、詳しく解説しました。
人工芝は、プラスチック製なのでほぼほぼアレルギーが出ることは考えにくいことを伝えました。
とはいえ、使っていくうちに汚れて、衛生的に気になることは出てくるので、正しい掃除方法を知って清潔を保ってくださいね。
アレルギーが出なくて、ふわふわとクッション性の高い人工芝で子どもやペットを遊ばせたい人は、弊社の「エターナルターフ」をぜひご検討くださいね!