「人工芝の下地ってどうすればいいの?」「人工芝の下地についてもっと知りたい!」などのご質問を施工会社様やお施主様から頂くことがあります。
人工芝を施工する上で、下地は非常に大切な要素なので、きちんとした情報を知っておくのは重要ですね。
そこで、この記事では人工芝ドットコムが人工芝の失敗しない下地作りについて解説をしていきます。
人工芝を施工するために、下地について詳しく知りたい人はぜひ最後までチェックしてくださいね!
人工芝の失敗しない下地作りとは?
人工芝は下地作りが一番大切と言っても過言ではありません。
下地が悪いと、人工芝のずれやヨレの原因となってしまいます。
せっかく高品質な人工芝を施工したのに、下地が原因で後々完成度に不満が出てしまうともったいないですよね。
DIYでされる場合はなおさら気を付けないと、「プロに頼んでおけばよかった」と後悔する可能性もあります。
人工芝の下地で失敗しないように、しっかりと人工芝の下地について解説していきますね。
人工芝の施工では下地が大切な理由とは?
それでは、人工芝を施工する上で下地が大切な理由はなぜなのかを詳しく紹介します。
- 下地が凸凹していると水はけが悪くなる
- 下地が安定していないと人工芝が長持ちしない
- 人工芝がゆがんだりシワになったりする
1つずつ詳しくみていきましょう。
下地が凸凹していると水はけが悪くなる
特に土の下地の場合、凸凹した状態のままで人工芝を敷いてしまうと、水が溜まりやすくなり水はけが悪くなります。
水はけが悪いと、人工芝が傷みやすくなったりカビが生えやすくなったりするデメリットがあります。
せっかく水はけの良い品質の高い人工芝を用意しても、下地の施工が悪くて水はけが悪くなると意味がないので、注意しましょう。
下地が安定していないと人工芝が長持ちしない
下地の土をしっかりと固めずに人工芝を敷いてしまうと、下地が柔らかくふにゃふにゃとしてしまい、上に乗っている人工芝も不安定になります。
下地が安定していない場所に敷いた人工芝は、水はけの問題があったりずれてしまったりすることで、寿命が短くなることもあります。
せっかくの人工芝を長持ちさせるためにも、下地作りから丁寧に行う必要があります。
人工芝がゆがんだりシワになったりする
下地が丁寧に作られていない場所に人工芝を敷くと、固定ピンがきちんと留まらないため、上を歩くうちに人工芝がゆがんだりシワになったりすることも。
隙間があいてしまうと、見栄えも悪いですし、そこから雑草が生えてきてしまう恐れもあります。
一度ゆがんでしまったら、一から施工し直しになることも考えられるので、はじめから丁寧に施工しておくようにしたいですね。
人工芝の失敗しない下地作りの種類
人工芝の失敗しない下地作りとして、まずは下地の種類を紹介します。大きく分けて2つです。
- 下地が土の場合
- 下地がコンクリートの場合
下地がコンクリートの場合は、下地がしっかりとしているので後ほど簡単に紹介します。
ますは、下地が土の場合について説明していきます。
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人工芝の土の下地で失敗しないための必要な道具・材料
人工芝の土の下地づくりで失敗しないために、まずは必要な道具をそろえましょう。
下地が土の場合は下記が必要です。
しっかりと穴が掘れる大きなスコップ
人工芝の下地を作るためには、スコップは必須道具です。
スコップで穴を掘るのはもちろんですが、大きな石や雑草の根っこまでもスコップで一度掘り起こして綺麗にしましょう。
鋤簾鍬(じょれんくわ)と呼ばれる専用のものを使うことで更に効率よく施工することができます。
転圧機、転圧ローラー
綺麗に異物を除去した土を固めるために、転圧機、転圧ローラーを使います。
DIYだと中々持っている人はいないので、代わりにスコップの後ろ側やかかとを使って転圧する人もいます。
ただ、仕上がりは確実に転圧機を使った方が綺麗なので、持っていない方はレンタルをするか知り合いの業者様に借りるなどした方が仕上がりが綺麗です。
下地材(山砂やコンクリート材質の砂)
人工芝の下地で大切な水はけをよくしたりでこぼこを直すために、下地材を敷くことをおすすめします。
DIYの場合はそのままの土を使用するのもいいですが、土の材質によっては、水たまりができたり、濡れると泥のようにぐちゃぐちゃになってしまい、上に載ってる人工芝のヨレやゆがみの原因となってしまいます。
人工芝の失敗しない下地作りについて
人工芝の失敗しない下地作りとしては、先ほど紹介した道具を使っていきます。
STEP1.大きなスコップで雑草等を除去する
STEP2.転圧機で下地を転圧する
STEP3.下地材を追加し、もう一度転圧する
人工芝の失敗しない下地作りSTEP1.大きなスコップで雑草等を除去する
人工芝の下地作り第一歩としては、雑草や石をとにかく丁寧に綺麗に取り除いていきます。
この作業を適当にしてしまうと、後々の下地作りに影響して失敗する可能性が高くなります。
大きい石については、施工後の人工芝がデコボコになってしまう原因になります。
重たくかなりの重労働になるかもしれませんが、しっかりと取り除いていきましょう。
また、雑草については、表面の草だけでなく、根までごっそりと取り除く必要があります。
下地の中に木の根などが残っていると、また雑草や小さな木が生えてくる可能性があります。
天然芝から人工芝にやり替える方は、天然芝も綺麗に取り除いていきましょう。
少し残念な気持ちになってしまいますが、一年中緑が綺麗で、雑草や面倒な手間から解放されるためには致し方ありません。
ワンポイントとして、スコップは縦に根を切るようにしっかりと掘りましょう。
表面だけすくうのではなく、奥深くまで差し込んで根を切るようにスコップを入れていきます。
そうすることによって、雑草が生えにくい人工芝のお庭ができます。
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人工芝の失敗しない下地作りSTEP2.転圧機で下地を転圧する
掘り起こした土はまだフワフワとしていて、そのまま人工芝を敷いてしまうと沈んでしまい、デコボコの原因となります。
転圧機を使ってしっかりと下地を平らに・硬くしていきましょう。
少しでも凹みやくぼみがあると、そこに水が溜まって水たまりになり、人工芝の沈みの原因になります。
更に悪いことに、人工芝のデメリットと勘違いされる虫やカビの発生にもつながってしまいます。
人工芝のデメリットと勘違いされる虫の発生についての記事は下記よりお目通しください。
DIYで転圧機や転圧ローラーがない場合は、スコップの裏や平らなレンガ、かかとなどで代用して土を叩いき、硬く平らにする手もあります。
ただ、専用の器具のように効率や効果が良いものではないので、根気強くするしかありません。
これ以上沈まないだろうというほどしっかりと叩き、最終的に平らになるように調整ください。
もし仕上がりが不安な場合は、専門業者に下地の工程を頼むというのも一つの手です。
下地が命であるからこそ、徹底的に転圧してください。
人工芝の失敗しない下地作りSTEP3.下地材を追加し、もう一度転圧する
次は記事で紹介した、下地材を上から追加してもう一度転圧していきます。
ここで、人工芝の下地に向いている素材と向いていない素材を紹介します。
人工芝の下地材に向いている素材 | 山砂、川砂、砕石、コンクリート質の砂 |
人工芝の下地材に向いていない素材 | 大きすぎる砂利、真砂土、サラサラの川砂 |
人工芝の下地として向いているのは、水はけがよくて程よく固まる素材になります。
逆に人工芝の下地材に向いていない素材としては、以下のものがあります。
- ゴロゴロと大きな砂利:大きすぎるとデコボコの原因になります。
- 真砂土:固まると非常に高密度で固まってしまうため、人工芝の下地には不向きです。
- サラサラの川砂:サラサラのものは程よく固まらなく、人工芝の沈みの原因となります。
適切な人工芝の下地材を追加することで、どんな土の状態でも水はけがよく、沈まない下地ができます。人工芝の下地で失敗しないプロのポイントであります。
下地がしっかりとできた後は、上に防草シートと人工芝を敷けば完成です。
人工芝の施工方法については、下記の記事を参考ください。
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人工芝の下地と上に撒く砂の違い
人工芝の下地に、適した砂などを敷くことがありますが、それ以外にも人工芝の上に砂を撒くことがあります。
この砂はそれぞれ役割が違います。ここでは、人工芝の上に撒く砂のメリットやデメリットを紹介しますね。
上に撒く砂は摩擦から保護して寿命を延ばすのがメリット
人工芝の上に砂を撒くのは、人工芝が摩擦を受けにくくして寿命を伸ばすのが1番のメリットです。
砂を撒かない状態で人工芝の芝生の上を走り回ると、芝に大きな摩擦が生じ、場合によっては切れたり抜けたりすることもあります。
その点、砂を撒いておけば芝にだけ摩擦がかかることがなくなり、ダメージが少なくなります。
とはいえ、自宅の庭での使用の範囲なら、そこまで摩擦が生じることもないので、砂を撒かないケースの方が多いです。
重くなるのでめくれづらくなる
人工芝の上に砂を撒くと、物理的に重くなるため、強風などが吹いてもめくれづらくなるメリットがあります。
屋上など飛びやすい場所に敷く場合は、安心感が高まるポイントではありますね。
とはいえ、風が吹くと砂が舞い散ってしまうことも考えられるので、他の方法でめくれ対策をする方が良い場合が多いでしょう。
水はけが悪くなったり見た目が悪くなったりデメリットも多い
上記のようなメリットもありますが、人工芝の上に砂を撒くことで水はけの悪化や見た目が悪くなるデメリットがあります。
そのため、基本的にはスポーツをするグラウンドなどで使用する人工芝には砂を撒くことが多いですが、景観を重視する庭の人工芝にはあまり砂は撒かれません。
庭の人工芝の上でハードな運動をする場合や、車を乗り入れる場合などは、砂を撒く方にメリットが大きいかもしれません。
状況に合わせて砂を撒くか判断されることを、おすすめします。
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業者に人工芝の施工をお願いするコツは?
「お気に入りの人工芝を見つけたけど、お家のお庭やベランダに施工する業者がいない」
という声をよくお聞きします。
探し方のコツをお伝えすると、
・新築時やリフォームした際にお願いした業者様に依頼する
・家の近くにある工務店・外構業者に頼む
・インターネットで外構工事が得意な業者を同じ県から探す
・知り合いの業者に頼む
などがあります。
その際、例えば人工芝「エターナルターフ」を使用して施工して欲しいとお伝えください。
その後、業者様から人工芝ドットコムにご連絡いただく流れで大丈夫です。
サンプルのご案内や施工方法などのご説明もさせていただきます。
ぜひご検討ください。
失敗しない人工芝のポイントとして、そもそも人工芝が天然芝にそっくりでないと満足ではありません。
上記の写真のように、同じ人工芝でも見た目が全然違います。
せっかくオシャレなお庭を作ると思っても、肝心の人工芝が偽物っぽいと全部が台無しになってしまいます。
そこで弊社は、人工芝エターナルターフをお勧めしております。
4色2種類の芝でリアル感を醸し出しており、高密度なので手触りもフワフワです。
末永く使用できる人工芝だからこそ、良い人工芝を選んで後悔しないお庭づくりをしていただければ幸いです。
もちろん、比較頂けるように費用・送料無料でサンプルを期間限定でご提供しております。
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人工芝のコンクリート下地の場合
人工芝の下地がコンクリートの場合は、比較的簡単です。
なぜなら、土のようにスコップで掘り返したり、転圧をして平らにしなくても、すでに完成しているからです。
水勾配も考えられているので、あとは人工芝を上から敷くだけになります。
人工芝を施工する際は、コンクリートの上のホコリやゴミをしっかりと取り除き、
両面テープや接着剤できちんと固定しましょう。
詳細な施工方法は下記の施工方法をご覧ください。
また、お勧めの人工芝用両面テープと接着剤は人工芝ドットコムで販売しております。
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人工芝の失敗しない下地づくりのまとめ
こちらの記事では、人工芝の下地の大切さや、失敗しない下地づくりについて詳しく解説しました。
人工芝を施工する上で最も重要な工程とも言える下地づくりなので、難しく感じる場合は無理をせず業者に依頼するのがおすすめです。
丁寧に作った下地の上に敷く高品質な人工芝は、「エターナルターフ」がおすすめです。
水はけが良く見た目もリアルで、非常に長持ちな人工芝なので、ぜひお気軽にご相談や無料サンプルのご依頼をいただけると幸いです。
人工芝の失敗しない下地作りに関する記事はいかがだったでしょうか。
人工芝のヨレやゆがみの原因のほとんどが下地だと言っても過言ではありません。
DIYでするのも楽しいものではありますが、間違いないのは専門業者様に依頼することです。
下地作りで失敗しないようにして、素敵なエクステリアライフをぜひお楽しみください!