「人工芝が敷かれているグランドで、トレシューを履いてサッカーをすると、滑りやすくて困っている」「人工芝のグラウンドが滑りやすくなってきて、原因が知りたい」という人はいらっしゃいますか?
人工芝のグランドが滑りやすい理由は、シューズが原因の場合と人工芝が原因の場合があります。
そこで今回は、人工芝のグラウンドでトレシューを使うと滑りやすい原因や、人工芝の上で滑りにくくするコツを詳しく解説します。
人工芝のグラウンドをお持ちの方や、サッカーで滑りやすくて困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
人工芝のグラウンドでトレシューが滑る原因
まずはじめに、人工芝のサッカー場などでトレシューで走ったりサッカーをしたりした時に、滑ってしまう原因を3つ紹介します。
- 人工芝の摩擦力が低い
- トレシューの靴底の凸凹が深すぎたり浅すぎたりする
- 人工芝の表面が濡れている
1つずつ詳しく確認していきましょう。
人工芝の摩擦力が低い
1つ目の原因は、人工芝の摩擦力が低いことが考えられます。
通常通りの人工芝なら問題ないことが多いですが、長年使用して摩耗してしまっている人工芝は、引っかかりが少なくなっていて滑る原因となりやすいです。
人工芝のグラウンドでは、人工芝を敷いた後にゴムチップを充填するケースが多いです。劣化した人工芝の場合、ゴムチップの上から見えている芝が切れたりはげたりしていて、引っ掛かりが少なくなります。
それにより、トレシューでサッカーをした時に滑りやすくなるのです。
トレシューの靴底の凸凹が浅すぎる
トレシューの靴の裏側には、軽く凸凹がついていますが、それが浅すぎて人工芝と相性が悪い場合も、滑りの原因となります。
人工芝の上でスパイクなどを履いてプレーする場合、靴底の凸凹が芝の部分やゴムチップあたりに噛んで強くグリップします。
ですが、トレシューの凸凹が浅すぎたら、これがうまく噛み合わずに滑りやすくなるのです。
裏の凸凹が浅いトレシューを使っている人は、注意しましょう。
人工芝の表面が濡れている
人工芝の表面が濡れている時も、摩擦力が下がって滑りやすくなるので注意してください。
人工芝のサッカー場は、雨が降っても水はけが良く、泥だらけにならないメリットがありますが、表面が濡れたままだと滑りやすくなる可能性があります。
濡れている状態の人工芝の上でプレーする場合は、よりグリップ力の高いスパイクを選ぶといいかもしれません。
雨の日のサッカー場のメリットやデメリットは、こちらでも紹介しています。
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人工芝の上でトレシューが滑るのを防止する方法
それでは、人工芝の上でトレシューを履いてプレーする際、滑るのを防ぐ方法を3つ紹介します。
- グリップ力の高いトレシューを選ぶ
- 人工芝の状態を確認する
- スパイクを使用してみる
1つずつ確認していきましょう。
グリップ力の高いトレシューを選ぶ
グリップ力が低いトレシューが多いので、靴底の凸凹が深めのグリップ力が高いトレシューを選ぶのがおすすめです。
人工芝との摩擦力が低くて滑ってしまうので、摩擦が高くなるものを選ぶのがいいでしょう。
とはいえ、グリップ力の高さだけで選んでしまうと、ソールが硬くて運動しにくい場合もあるので、バランスの良いものを探してみてください。
人工芝の状態を確認する
いくらグリップ力の高いトレシューを選んでも、人工芝の状態が劣化していると滑りやすくなるので、状態を確認してください。
人工芝がはげている場所があったり、擦り切れている場所があったりすると、そこだけ滑りやすくなります。
もし、人工芝が傷んでいるなら、一部補修をしたり全体的に改修をすることで滑りにくくなる可能性があるので、検討してみましょう。
スパイクを使用してみる
トレシューはグリップ力がどうしても低めなので、滑りやすい時はグリップ力の高いスパイクを使うのも1つの手です。
スパイクは、しっかりとゴムチップあたりまで噛み込んで、滑らないようにするシューズです。
とはいえ、練習中からスパイクを使っていると、足を傷めやすくなったり、人に怪我をさせたりする危険もあるため、使用の際は注意してください。
人工芝のグラウンドでプレイする前に注意したいポイント
人工芝のグラウンドでプレイをする時、どのような点に注意しておくといいでしょうか?
- スパイクの使用が禁止されていないか確認
- レンタルシューズしか使えないことも
- 夏場は暑くなりやすいので注意
1つずつチェックしておきましょう。
スパイクの使用が禁止されていないか確認
人工芝のグラウンドでプレイする前に、まず確認すべき重要なポイントの1つとして、スパイクの使用が禁止されていないかどうかがあります。
一部の施設やリーグでは、スパイクを使用することが許可されていないことがあります。
これは、人工芝の状態を保つためや他のプレイヤーの安全を確保するための規則です。
したがって、事前に規則や施設のルールを確認し、適切なシューズを選択しましょう。
レンタルシューズしか使えないことも
一部の人工芝のグラウンドでは、個人のシューズを使用することが許可されていない場合があります。
代わりに、施設内で提供されるレンタルシューズを利用しなければならないことがあります。
これは、芝の保護や均一なコンディションの維持を目的としている場合が多いです。
したがって、訪れる前にこの点を確認し、必要に応じてシューズをレンタルするようにしましょう。
夏場は暑くなりやすいので注意
人工芝のグラウンドでプレイする際、夏場は気温が上昇しやすく、人工芝が熱くなることがあります。
熱くなっている人工芝の上で滑るように転けてしまうと、肌を擦り剥いたり火傷のようになったりすることもあるので注意してくださいね。
スパイクの中には、足の裏に断熱材が使われて熱さ対策されているものもあります。
熱さが気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
サッカーなどをするためのシューズの種類は?
サッカーなどスポーツを行う際のシューズには、大きく分けて3つの種類があります。
- スパイク
- トレーニングシューズ
- フットサルシューズ
それぞれの特徴を確認していきましょう。
スパイク
サッカーなどのスポーツを人工芝のグラウンドで楽しむ際のシューズの中で、選択肢の1つがスパイクです。
スパイクは金属やプラスチックの突起が底に配置され、地面にしっかりとグリップする特徴があります。
人工芝の滑りやすさをカバーするために、スパイクは非常に重要です。
これらのシューズは選手に安定感をもたらすため、基本的には試合ではスパイクを着用する選手が多いでしょう。
トレーニングシューズ
2つ目の選択肢はトレーニングシューズです。
トレーニングシューズはスパイクのように突起があるわけではありませんが、凸凹とした底のグリップでしっかりと地面に密着します。
スパイクの場合、滑りにくさを優先させるために、足を傷めやすいデメリットがあります。
その点、トレーニングシューズは運動のしやすさに快適さもプラスされているため、練習などで着用するのにぴったりです。
フットサルシューズ
3つ目は、フットサルシューズです。
フットサルシューズは特に室内フットサル用に開発されたシューズですが、人工芝のグラウンドで使用することもできます。
とはいえ、体育館などでの使用が想定されていてフラットなソールが特徴となっているため、人工芝の上では他のシューズに比べると滑りやすいのが注意点です。
フットサルシューズは軽量で足にフィットし、動きやすいのが魅力です。
これらの3つを、状況に合わせて使い分けるのがポイントとなります。
よくある質問
Q.人工芝がトレシュー使用時に滑りやすい原因は?
A.トレシューのグリップ力が弱いことや、人工芝が傷んでいて滑りやすくなっていることなどが考えられます。濡れている人工芝も滑りやすいので、乾いた状態で使用する方が良いでしょう。
Q.人工芝で滑りにくくするコツは?
A.グリップ力の高いトレシューを使ったり、場合によってはスパイクを履くのもいいですよ。また、傷んでいる人工芝は滑りやすいので、改修を検討するのもおすすめです。
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トレシューで滑りやすい人工芝のまとめ
こちらの記事では、人工芝のグラウンドでトレシューを使うと滑りやすい原因や、滑りにくくするコツについて詳しく解説しました。
トレシューでの練習で滑りやすいのは、シューズの問題の場合と人工芝の問題の場合が考えられます。
人工芝が傷んでいて滑りやすいなら、改修して新しい人工芝に取り替えるといいでしょう。
弊社では、景観用人工芝「エターナルターフ」をおすすめしていますが、受注生産でグラウンド用のスポーツ人工芝もお受けできます。
納期2〜3ヶ月ほどで、サイズや芝丈の長さもオーダー可能ですので、補修をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
トレシューで滑りやすい人工芝についての記事は、参考になりましたか?
人工芝の上でサッカーなどの練習をする際、滑ってしまっては練習がしづらいですよね。
人工芝に問題がある場合は、ピッタリの商品を受注生産でお届けいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!